先日、小学校入学前に難しすぎて途中でギブアップしていた迷路の続きをやりました。
ずいぶん久しぶりだったので、かなり楽しんでいたようでした。
「チョー、かんたん!」と言ってたものの・・・
以前ギブアップした迷路。
あれから半年以上たって、改めて出してみました。
見た瞬間に
「チョー、かんたん!」
という声が。
本当かな・・・。
この問題、以外に難しいんだけどなぁと思いつつ、黙ってみていました。
長男君が以前は投げ出していた問題も、試行錯誤を繰り返しながらゴール目指してやっていました。
(これはいけるかな?)
と思ったのもつかの間、落とし穴にはまってヘルプを求めてきました。
迷路の場合、失敗したときに戻って別の道を探すことになります。
長男君、少し焦っていたのか、まだ通っていない道を見落としていたために、止まってしまったようでした。
とはいえ、途中で投げ出さなくなりましたし、試行錯誤をするということも覚えて実践することができたというのを発見できたのは大きいですね。
まだまだ図形が苦手な長男君。
もう少し、特訓が必要です。
迷路をやることで身につくものは?
花まる学習会の高濱正伸さんと川島慶さんによると、迷路で身につけることができるのは、6つの考える力だそうです。
- 視る力(Sense)
- 論理力(Logic)
- 忍耐力(Stamina)
- 集中力(Concentration)
- 試行錯誤力(Try and error)
- 容量(Memory, capacity)
確かに迷路は全体を見渡して方針を立てるとゴールしやすくなります。
また、立体迷路では空間認識力も必要になります。
どこが上でどこが下で、どこを上れば上に行けるかということも考えるからです。
全体を見渡す力や空間認識力は図形問題では必須の力ですが、小学校の教科書や参考書を見る限り図形問題がでるまで、それらの力を養う単元は見当たりません。
それゆえ、図形問題はセンスと言われてしまうのです。
どうやら、全体を見渡す力や空間認識力は普段の生活で身につけるものという流れのようです。
自然に身につくのを待っているのはいいの?
確かに、誰もが自然に身につけることができるのであれば、身につくのを待っていてもいいかなって思います。
けれども、いつ身につくかわからないものをただ待っていては、受験だけでなく、授業にも支障が出る可能性があります。
それならば、普段の勉強の中で全体を見渡す力や空間認識力を身につけることができるように工夫すればいいかなって考えました。
まだまだ全体を見渡す力や空間認識力が弱い長男君に、もう少し経験を積ませたいと考えています。
今回やった迷路は、こちら。
今、実践している空間認識力のトレーニング教材
長男君の、終了済みトレーニング教材
それでは、また。