長男君の勉強で重点を置いているのは、図形などの問題。
これは長男君が、図形などの部分が苦手であることがわかったので、重点を置いているわけです。
でも、成果がでるまでに時間がかかるんですよね・・・。
図形問題はやり方をまねしても解けない!
小学校の算数で大きな障害と言われているのが図形問題。
説明を聞いて、頭の中で図形を切ったり、動かしたりできるかできないかで、問題が解きやすくなるか解けなくなるかの二つに分かれてしまうのです(公式を当てはめれば、正解にたどり着くこともできる問題もありますが・・・)。
問題によって、切り方や見方がかわってくるので、1+1=2のように機械的に覚えるだけでは通用しないというのが図形問題です。
やり方を覚えても、覚えたやり方の通りにことが運ばない・・・。
でも、入試で出題されるからやらなくてはいけない・・・。
難しい問題です。
いろんな本を読んでみてわかったこと
図形問題を解くために必要なことは、
いろいろなトレーニングが必要
であるということ。
そして、問題の紙面で考えることができるようになるためにも、実際の形を見て体験することが大切ということ。
この二つではないかと思います。
例えば、ブロック問題で積み木がいくつあるかというのを解くときに、見えない積み木があるということを意識することができるかどうかは、それまでに何らかの積み木を積み重ねた経験があるかどうかで決まります。
こうやって積み木を積んでいるから見えない部分もあるんだなって意識できるのです。
昔は積み木を使って遊ぶのが当たり前だったので、そういった経験を通じて問題を解くことができたのでしょう。
「遊びの中で自然に身についた」と書いてあった著書もあります。
でも、これは積み木などで遊んでいるということが暗黙のうちに語られているのかもしれませんね。
また、図形を頭の中で思い浮かべることができるようになるまでは、たくさんの経験(トレーニング)が必要です。
表から見るだけでなく、上下や裏や横からもみるという視点が必要になってきます。
なんどもトレーニングして、だんだんと頭の中でイメージできるようになるのです。
例えば、ビルディング問題を初めて見たとき、「どう解くの?」って思いませんでしたか?
それと同じです。
図形問題でやっかいなのは、教わってすぐに、頭の中でイメージができるわけではないことです。
消化するまでに時間がかかります。
小学校で図形を習う頃になってようやくトレーニングを始めても、時間が足りないと感じてしまうのではないでしょうか・・・。
頭の中でイメージができるようになるまでに時間がかかるからこそ、少しずつステップアップしながら、早い時期からやる必要があるのです。
長男君が図形問題対策にやっていること
最初は、「天才脳教具付きドリル空間把握入門 考える力を伸ばすパズル道場の秘伝公開!」をやっていましたが、一通り終わらすことができましたので、今、長男君が図形問題対策にやっているのは、このドリルです。
ビルディング問題のブロック(積み木)が附属でついています。
実際に、ビルディング問題を解くのに、ブロックを立てて、4方からみることができるのがポイントです。
最初はよくわからない感じでしたが、やっているうちに、頭の中でイメージができかかったみたいです。
それでは、また!