中学受験塾のカリキュラムを見ると、受験勉強のスタートは4年生です。
いろいろな書籍にも低学年のうちは塾に通う必要はないと書かれています。
SAPIXに入って半年、私ひなたパパが思うことを書いていこうと思います。
夏休み明け、SAPIX3年の空き校舎なしですが・・・。
2021/08/30現在、SAPIX3年の空き校舎はありません。
1年・2年生もジャン間の校舎で空きはあるものの、大部分の校舎で空きはありません。
このような状態をみると、低学年からの入塾が過熱しているという話につながるわけです。
ただ、4年生からの空き状況を見ると、人気校舎は募集停止しているところもありますが、全く入れないというわけではなく、狙いの校舎の周辺の校舎は募集しているということもあるのです。
そもそも低学年までのクラス数は少なめに設定されているので、募集停止になりやすいのです。
本当に加熱しているかどうかを見るには、本格的な受験勉強が始まる4年生以降の募集状況をみるといいかなと思います。
3年生までに入塾してもいいかなと思った点
SAPIXの入室案内等のパンフレットを見ると、3年生までの算数は、算数の楽しさやおもしろさを感じることをメインにしています。
国語は物語文が中心。
もちろん、算数と国語はその学年で学習する内容も学びます。
理科と社会に関しては、4年生に入ってからの学習がスムーズにいけるよう、科学的視点・社会学的なものの見方を学習することになっています。
そのため、受験の内容としては4年生から学習がスタートしますので、入塾のタイミングとしては4年生(3年生の2月)スタートで十分かなと思います。
ただ、2年生2月から入塾した長男君の様子を見ていると、3年生までに入ってもいいのかもと思うようになりました。
相変わらず成績は振るっていませんが、入塾当初と違ってきた点は、自分の持っている知識を総動員して問題を解いてみようとするようになった点です。
初期の長男君は、自分で解けそうにないと思い込むと、その問題は諦めていました。
が、最近は時間いっぱい使って一つでも問題に解答しようとするようになってきました。
SAPIXの問題は、何個も調べなければならないような問題も授業で行います。
そのような問題でも、何回か授業でやっていくうちに
「めんどくさいけど、何回か調べれば、問題は解けるんだな。」
と思えるようになったようです。
もちろん、点数がとれない部分はこれとは別にあるので、その部分は直す必要があります。
ですが、算数で解くのに必要な「ガッツ」がついてきたのは、いいことかなと思います。
学校ではこのような複雑な問題は学びませんので、この点ではSAPIXに入ってよかったかなと思います。
私は本格的な受験勉強の始まる4年生から入塾するのもありだと思いますし、低学年のうちに入るのもありだと思います。
入塾は、本人の性格に合わせて、選択するといいかもしれません。
低学年から入塾をすると決めた場合は、学年の上がるタイミングの入塾テストなどの情報は確実に入手して、募集停止になる前にテストを受けられるようにするといいですね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。