2020年度から小学生の学習指導要領が少し変わるんですよね・・・。
英語が小学3・4年生から始まるようになって、高学年で教科に変更とか。
でも、他の教科もちょっと変わるので、参考書を買うときには注意が必要かも。
小学校は2020年度4月から全面実施!
今回の、小学生の学習指導要領の大きな目玉は、
- 外国語教育
- プログラミング教育
の二つかと思います。
移行期間中でもあるので、既に学校では学習が始まっている学校もあるようです。
プログラミングを実際に体験させたりするというのは、学習教材としてscratchなどで学べるプログラミンの書籍が書店に並んでいたりします。
scratchはプログラムを組んで動かす分には面白いのですが、問題はどういう風に動かそうかを考える部分・・・。
ますます自分でクリエイトする力が問われる時代になってきました。
目玉以外の主要な教科にも変更あり
国語はローマ字が4年生から3年生に繰り下がり。
そのほかにも古文・漢文の音読などの指導も充実されるようです。
そう考えると、Z会のグレードアップ問題集小学1年読解問題に古文や漢文の音読が入っているのは、ある意味先取りですね~。
また、理科も「課題の把握、課題の探求、課題の解決という家庭」を通じた学習活動が行われるそうです。
これは、実験や観察を通じて科学に必要な「なぜ?」という疑問を持ち、それを解決するための家庭のトレーニングと言えそうですね。
社会も、年代を暗記するだけでなく、「どうしてその出来事は起こったのか?」「その出来事はどのような影響を及ぼしたのか?」ということも追求するそうです。
ひなたパパ的には、このような追求は歴史を学習する大きな理由の一つだと考えています。
過去に学び、過去のいい点をいかし、悪い点をまねしない。
カイゼンですね。
でも、小学生にも出てくるであろう菅原道真が左遷された理由とかも追及するのでしょうか?
社会で生きていく上で、重要なテーマだと思いますが、教科書はどこまで踏み込めるか気になるところです。
一番注意しなくてはいけないのは参考書・問題集
内容的にはあまり変わらないように見えるのですが、教えるよりも考察してという部分が増えている変更だと思います。
漢字も少し増えていますし・・・。
おそらく2020年度4月には新しい学習指導要領に対応した参考書や問題集が続々と登場するのではないかと推測しています(既に対応済みのものもありますが・・・)。
しかもやっかいなことに、年度で一斉に学習指導要領が変わるので、上の学年の内容を先取りしてしまうと、学習内容にずれが生じる可能性も・・・。
しかも2020年4月以降に上の学年のを買っても、次の学年からも使える問題集なのか、そのときだけしか使えない問題集なのか確認する必要があります(○○年用って書いてあることもあるので)。
このあたりは、先取りするならばこのあたりのズレを把握して、学校で学習することにするのか自宅で別途やるのか判断が必要ですね。
今はまだ、新しい参考書・問題集の発売の告知がないので、もう少し様子見です。
小学1年の問題集がまだおわっていませんし(苦笑)。
それでは、また。