3月から始めていた『はじめての論理国語小2レベル』。
特に国語の読解問題を解くときには、論理的な思考が不可欠です。
2年生の授業が始まる前に、論理的な思考を鍛えるため、演習を始めました。
国語で難しいのは文章を読んで解説するということ
学校の授業を見ると、感想や意見を述べる、そこに書かれている内容を解説するというような内容が中心になっているのではないでしょうか?
英語4技能と言われているように、日本語でも「聞く、話す、読む、書く」の4つは必要ですので、感想や意見を述べるにあたる、「話す」という部分は大切な要素です。
また、文章の読み方を学習するには、具体的な文章を読んで説明した方がわかります。
けれども、文章を読んでそこについて学習するというのは、実はハイレベルなやり方かなって思います。
というのも、文章中にはさまざな要素が含まれています。
そのため、説明しなければならない内容が多岐にわたります。
算数のように一つのことをステップアップ方式で学習すると、やり方や躓きのポイントが見えやすいのですが、国語の場合、一つの文章で多岐にわたる解説が出てくるため、理解して整理するのが大変なのです。
従って、文章を読んでそこに出てくることを解説するということは、非常に高度なことを行っていることになるのです。
国語ができるようになるためには?
文章問題を解いて、多岐にわたる内容をいっぺんに解説されても消化不良を起こしてしまうのは、もっともなことです。
さらに、どこでつまづいているのかが見えにくいという問題もでてきます。
この問題は、一つ一つの内容をピックアップして学習することで、解決することができます。
さらに、内容が一つ一つに分かれているため、どこでつまづいているのかが見えやすくなるという利点もあります。
国語の力をつける「はじめての論理国語」シリーズ
先も書いたように、国語が抱えている問題を解決するためには、内容を一つ一つ学習していくことです。
このような方式を採用し、スパイラル方式で繰り返し学習していく仕組みになっているのが、「はじめての論理国語」シリーズです。
国語の力は個人差が大きいので、必ずしもその学年のものにとらわれる必要はありません。
すなわち、国語の学習が進んでいる方はその先のレベルに進んでもよいですし、国語が苦手な方は、高学年の方でも小1レベルからやっていくことをおすすめします。
ただし、先に進む場合、その学年より下で学習した漢字は読めるものとして書かれていますので、上の学年のものを学習する際には、あらかじめ漢字の先取りか、一緒に読みながら進めていく形になるでしょう。
学年相当の問題集をやる場合、1~2カ月ぐらいで終わるボリュームになっていますが、一気に学習するよりは、毎日少しずつ進めていった方が定着しやすいかと思います。
塾のテキストも長文読解の中で演習しながら覚えるスタイルが多いので、この論理国語で国語の学習を進めて、国語のレベルアップを図るのもありですね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。