はじめての大学入学共通テストの問題をみて思ったこと

大学入学共通テスト 小学2年生
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大学入学共通テストは、長男君にとってまだまだ先のことですけど、今後の中学入試に影響を及ぼすことなので気になっていました。

蓋を開けてみれば、いままでのセンター試験よりもランクが上がったというのが感想です。

思考力・判断力って・・・?

昨年からはじまった学習指導要領改訂。

その中であまりに抽象化しすぎて判断がつかなかった言葉が「思考力」・「判断力」です。

当たり前のように言われていますが、ひなたパパもこの言葉を使いつつも、どこまでを求めているのかがつかみ切れていませんでした。

今までの知識を応用して問題を解決するのか、今までの知識だけでは対応しきれない部分もでてきて、それに対してどう解決するのかを見るのか、のさじ加減が見えなかったからです。

 

しかし、大学入学共通テストの問題をみて、もとめる姿がみえてきました。

今までのテストが知識や解法の暗記で得点できるテストだったのに対し、今後のテストはこれらの知識や解法を踏まえた上で、問題に挑むことであるということを。

 

ひなたパパ個人の感想で言えば、学習ステップがまた一つあがったなと思いました。

基本的な学習を終えた後、その武器をどうつかったら回答にたどり着くかという部分までの学習が必要であるというところまで必要になったからです。

やり方を覚える学習からの脱却が必要

物理のように、大学入学共通テスト以前から初見の問題に対し、公式をどのように使って問題に挑むかが求められていた教科では、かなり問題になっていたことがあります。

それは、

問題は解けるけど、何やっているのかよくわからない

ということです。

物理は、大学入試で出題できる範囲が限られていますので、出題内容がほぼ決まってしまっているという問題があります。

そのため、多くのパターンを覚えて挑めば、初見の問題も初見ではない状態になっています。

思考力・判断力を測るテストにもかかわらずと思われがちですが、より多くのパターンを「暗記」することで、解けてしまうのです。

 

今は物理だけですが、今後、ほかの教科にもこのナンセンスな方法が波及しないかどうかが気になります。

テストに受かるためのテクニックとも言えますが、長男君には、できる限りこの方法をやらないですむように学んでほしいなと思っています。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また。

 

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