先日、これから使う予定の問題集を買いにショッピングモールに行ってきました。
3月中旬ぐらいに2020年度以後の学習指導要領に対応した問題集が発売されるのですが、その前に買う理由とは?
新学習指導要領のはざまの問題集選びは要注意
10年に一度と言われる学習指導要領の改定。
小学校では2020年度から切り替わります。
知識・暗記から思考力へと大きく変わっていきます。
中学受験に関しては上位校ではもともと思考力が試されていたので、あまり変わらなそうですが・・・。
思考力をつけるというものは、考える力をつけるという点ではすごくいいのですが、思考力を発揮するためには、考える上で必要な知識を持っていることが前提になります。
つまり、覚える必要があるものはやはり覚えなければならないのには変わりないのです。
そういう点では、学習指導要領前の問題集がまるで使えないということにはなりません。
ただし、何を覚えるのかは変わってきます。
例えば、漢字だと都道府県の漢字は全て履修することに変わったり、分数の計算の履修時期が変わったり・・・。
教科書に沿った問題集を購入するのは、新学習指導要領に対応した問題集が書店に並ぶ3月中旬以降に購入した方がよさそうです。
それでも、1月のこの時期に購入した理由は?
改定で気をつけなければならないのは、学習指導要領に沿った問題集です。
すなわち、学習指導要領に影響されない問題集については、新学習指導要領の改定に影響を受けないというわけです。
長男君の家での学習は、図形や数的センスの向上、国語力アップ、計算・漢字といったものが中心です。
どちらかというと、学校では学習しない内容が多く含まれています。
そのため、1月のこの時期に問題集を購入したのです。
購入した問題集
小学校受験で有名な「こぐま会」の問題集です。
もともと幼児向けのドリルですが、割り算の概念を理解できるような問題構成になっていますので、割り算が単なる計算テクニックということを防ぐことができるかと思い、購入いたしました。
概念から学習できる小学生向けドリルが見当たらないのが残念です。
ほとんど計算問題なんですよね・・・。
概念は教科書で履修というイメージでしょうか(それでも教科書だけでは、演習量が少ないという問題もありますが・・・)。
かけ算もありましたで、同時購入です。
こぐま会の教材は、取り扱っている書店が少なく、ネットショップでも売り切れになることがあり、こぐま会の教材を取り扱っている書店に出かけたときは必ずチェックしてみています。
国語力を強化するためのドリル。
国語の読解問題ができるようになるための要素の一つとして、語彙(ごい)力があげられます。
語彙(ごい)力あることで、読解問題に描かれている状況をより深く理解することができるからです。
「本物の国語力をつけることばパズル」は入門編と中級編が発売されていますが、今回は長男君のレベルに合わせて、初級編を購入いたしました。
現在、「SAPIX きらめき算数脳 小学1・2年生」を中断して、「きらめき思考力パズル 小学1~3年生」の入門編を学習しています。
そろそろ終わる頃ですので、次のステップアップにと思い、購入いたしました。
それぞれ6つのパターンの問題が収録されており、数センス(計算力)や図形センスを養うことができるような問題構成になっています。
「SAPIXきらめき算数脳」との大きな違いは、
- 出題されている条件文が短く、あまり複雑でないこと。
- 類題が何問も収録されているので、最初は理解できなくても何回もこなすことで身につけることができる点。
です。
数センスや図形センスの向上に利用しています。
長男君がSAPIXきらめき算数脳で苦戦していた内容の一つが条件整理。
条件整理は「きらめき思考力」でも養うことができるのですが、文章での条件整理も必要と考えました。
文章を読みながら、表を完成させたりすることで、文章の精読と条件整理の仕方ができるようになってもらえればと考えています。
入門編・初級編・中級編・上級編・分数編がありますが、長男君のレベルに合わせて初級編を購入しました。
少しずつ、今回購入したドリルをやっていこうと考えています。
それでは、また。