長男君には、図形トレーニングを中心に取り組んでもらっています。
先日も同じように課題を出したら、ある変化が見られました!
その変化とは・・・?
図形問題の日々のトレーニングの成果
今、図形問題のトレーニングとして、
- 天才脳ドリル仮説思考入門
- きらめき算数脳 入学準備~小学1年生 ずけい・いち
の2つに取り組んでいます。
パズルのような感覚で図形感覚を養うことができることから、日々こなしてもらっています。
先日、「天才脳ドリル仮説思考入門」をやろうとして、積み木を取り出そうとしたとき、長男君が積み木を使わずに問題と解き始めたのではないですか!
ついこの間までは、積み木をマス目に建てて、実際に目を見て問題に答えるということをやっていたのです。
全問正解というわけではありませんでしたが、積み木を使わずに問題を解いたと言うことは、長男君の頭の中で積み木を組み立てることができはじめたということ!
見た目はちょっとした変化ですが、これは大きな変化です。
自分で実際に見なければ思い浮かぶことができなかったのが、自分の目でみなくても思い浮かべることができるようになったのですから・・・。
図形感覚ほど、早くからスタートさせる理由
花まる学習会代表の高濱正伸さんによると、空間図形に関する分野では以下の壁が存在するそうです。
しかし、現場の先生方は一番よくご存じですが、この分野ほど指導に困るものもないのです。「切った図形を想像しよう」とか「この立体を向う側からみた図を考えなさい」と言っても、「アタマに浮かばないものは浮かばない。逆立ちしたって浮かばない」という、どうにもせつない壁が待っているからです。
考える力がつく算数脳パズル 空間なぞぺ~ 草思社 高濱正伸、平須賀信洋著
長男君の場合、頭の中で立体をイメージすることができるようになるまでに、数ヶ月以上かかっています。
これだけ時間がかかるということは、学校の授業で図形問題をやろうと思っても、図形を頭の中で思い浮かべることができるようになる前に、図形分野の授業を終わらせなければならないということなのです。
算数のカリキュラムも、1年間ずっと図形問題に取り組むようにはなっていませんので、授業では図形を頭の中であるていどイメージできるようになっているということをスタートにせざるを得ないのです。
このような事情から、図形問題でつまずいてしまう子がでてくるのです。
もちろん、頭の中で立体をイメージできるようになるまでの時間は、個人差があります。
短期間でイメージできるようになるかもしれません。
あるいは、もっと時間がかかるかもしれません。
いずれにせよ、計算問題のように教えたところですぐにできるようになるわけではありません。
図形を頭の中にイメージできるようになるためには、ある程度の時間が必要なのです。
だからこそ、本格的な図形問題が出てくる前に、図形問題のトレーニングが必要なのです。
長男君には、この二つが終わったらもう少しステップアップしたドリルに取り組んでもらおうと考えています。
長男君がやってきている図形問題トレーニングドリル
長男君のやっている図形問題トレーニングのドリルはいままでで3冊です。
今やっているドリルは以下の2冊。
すでに終了したドリルは以下のドリルです。
天才脳ドリルの空間把握入門も教具つきです。
実際に積み木を積み上げて、立体の形を作って数えることができるのがいいですね~。
正解よりもプロセスが大切なので、この段階ではとにかく積み木を作って数えてを繰り返していました~~。
それでは、また!