図形が苦手だった長男君。
だいぶ図形に対するイメージが出てきたようです。
冬休みはドリル集中強化期間ということで、図形のトレーニングは、きらめき算数脳思考力パズルを使うことにいたしました。
同じ「きらめき算数脳」シリーズでもレベルが全く違う!
SAPIXの有名な市販書籍は「きらめき算数脳小学○・○年生」シリーズだと思います。
こちらは、問題文の条件が複雑ですし、設問を順にこなしていくことでヒントになっているのですが、少し考えないと答えにたどり着けない内容になっています。
それに対し、「きらめき算数脳思考力パズル」シリーズは、ドリル形式になっていて、いくかのパズルを解いていくというスタイルです。
問題文も短く、ある程度パターン化しています。
(少し内容は変えてありますが)そのパズルを繰り返し演習することで、そのパズルで養われる力を身につけていこうとする趣旨のものです。
そのため「きらめき算数脳小学○・○年生」に似たような問題を目にすることもありますが、「きらめき算数脳思考力パズル」は問題文の複雑さがない分、純粋にそこに出てくる算数の問題に集中できるのです。
きらめき算数脳思考パズル 図形センス入門編の概要
パズルは全部で6種類。
- 箱を切りひらく
- 切かぶをとびこえて
- かさねた順番
- つみ木の数
- 正方形をしきつめる
- いくつあるのかな
ステージは「れんしゅうステージ」と「ちょうせんステージ」の2種類があります。
それぞれのパズルでは、最初に例題があり、次に例題に準じた問題が数問続きます。
それが終わると次のパズルへ進んでいきます。
6種類のパズルが終わると、少しレベルの上がった「ちょうせんステージ」の問題で再び6種類のパズルをやっていきます。
一つのパズルについて繰り返し演習することができる上、忘れそうなタイミングで再び(難易度が少しだけ上がる)類似のパズルを行うことができます。
繰り返し学習できるようになっている点がいいですね。
使ってみての感想
問題文があまり複雑ではないので、読みやすく、何をやったらよいかがわかりやすいという特徴があります。
ただ、図形に関しては頭の中できちんとイメージできてしまうお子さんにとってはあっさり終わってしまう可能性もあります。
入門編の他にも特訓編がありますので、お子さんの理解度に応じてドリルを選択するとよいかと思います。
「きらめき思考パズル小学1~3年 図形センス」編は、立体の展開やつみ木の組み立てなどイメージできそうなお子さんにおすすめです。
もし立体の展開やつみ木の組み立てなどのイメージができていないと思われる場合には、厚紙に展開図を描いて(のりしろもつけておくと留めやすくなります。)組み立ててみるということや、「カラーキューブ64 パズル道場公式対戦型教具」などで、実際に立体を積み上げたりするなどして、現物をみるところから始めるとイメージしやすくなるかと思います。