先日、47 NEWS(Yahoo! JAPANにも掲載)に『吹奏楽部の部員が自殺、長時間練習「過労死ライン超え」が背景に?』というタイトルが掲載されました。
この高校の演奏会は聞いたことがあったので気になっていたのですが、記事の内容を読んでいたら、単にブラック部活だけで片づけてはいけないと思うようになりました。
報告書には部活の長時間練習を「過労死ライン超え」が背景としてあげる
元記事は以下の内容です。
第三者委員会の報告書の結論は「直接的な原因は特定できない」とのことでしたが、記事には、以下のように記載してありました。
背景として部活の長時間練習を挙げ「授業時間と合わせると過労死ラインをはるかに超える。過多であったことは明らかだ」などと指摘。
引用元:『吹奏楽部の部員が自殺、長時間練習「過労死ライン超え」が背景に?』株式会社全国新聞ネット
授業時間と合計で指摘が引っかかったので、ちょっと調べてみました。
すると・・・。
「Music People vol.19」の記事の下のほうに
市立柏高校では、転勤の年から音楽コースの担任として100%吹奏楽部員という不思議なクラスを持っています。
引用元:「Music People vol.19」
というのを見つけました。
たまたまそういうクラスになったのかなと思ったのですが、インスタグラムの記事を見ると、全員が「吹奏楽部」というクラスがあるとのこと。
インスタの文章には以下のような記載も。
「今年も3年I組(吹奏楽部員で構成されるクラス)の卒業演奏会が、コロナの影響で中止となりました…。
(参照元URL:https://www.instagram.com/p/CaEnUpele3q/?utm_source=ig_web_button_share_sheet)」
公式サイトや募集要項には、吹奏楽部の入部条件に「一般クラスの音楽を選択する必要がある」というのは見当たりませんでしたので、詳細は不明です。
ですが、100%吹奏楽部というのは気になるところです。
このクラスに入ったら、音楽関係には進みたいけど吹奏楽部は No という選択肢は難しそうです。
クラスメイトと部活動の仲間が一緒で、部活を辞めたら…。
ちなみにこの高校は、
『学校教育活動として行う部活動は、本校教育活動の重要な柱の一つであり、大きな特色を担うものである。』
と部活動の活動方針の教育目標に記載されています。
途中で変更したいときに変えることはできるかどうかを調べる必要がある
進路はやりたいことがあるからここを選ぶというのは、正しいと思います。
ですが、やりたいことが部活などの課外活動の場合は、単にやりたい部活があるだけでなく、万一のことを考え、入部のしやすさ、抜けやすさなども調べたほうがいいというのを先の記事を読んで感じました。
もちろん、本人が楽しめて、打ち込めて卒業できるのが一番ですけどね。
親としては、学校訪問や文化祭などのイベントに参加して、調べてみる必要があるかなと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。